前回のあらすじ
おはようございます。
正直になれない正直な人です。
前回、江戸時代に上下関係、忠誠心が重要視され始め今の働き方の礎になった話をしました。
今日は、その後明治時代から見ていきたいと思います。
明治時代
「富国強兵」って聞いたことあると思います。
読んで字のごとく、国を豊かに、兵を強くしようという意味ですよね。
産業革命が起こったこの時代に、そもそも労働時間なんて概念はなかったようです。
また、軍隊の影響もあり、「忠誠」「上下関係」といった概念は強化される一方だったんですね。
戦後の日本
戦後日本は「年功序列・終身雇用・企業内労働組合」という考え方をベースに労働環境が作られました。
「従業員は家族」という考え方で、とにかく長く働くことが良いことだとされたようです。
終身雇用という概念から、「会社に尽くせば一生会社が守ってくれる」という考え方も生まれたようですね。
その後バブル期が到来し、残業をすればするほど給料が伸びる時代が到来します。
「モーレツ社員」という言葉が登場し、仕事=自己実現と考える人も増えたようです。
バブル崩壊後もリストラを避けるため、さらに懸命に働く人が増え、労働時間は減るどころか増える一方だったようです。
考え方まとめ
(ここまで調べてみて)そりゃ…いっぱい仕事したがるよなあ…
と、つくづくかんじました(笑)
歴史的に見て労働時間減らそう!なんて全体としてなっているのは今が初めてじゃないでしょうか。
もちろん働くこと自体はむしろしなければならないことですし、ここまで日本が大きくなったのはこうした考え方のおかげなんだなと、強く思いました。
ただ、わたしが日々感じているのは、労働時間に対して生産している価値があまりに低いということです。
どんな零細といわれる企業だって年に何十万、何百万円という利益を出しているはずです。
わたしの会社も利益はかなり出しているはずなのに、なぜかお金がない…
人件費をはじめとして、業務をするにあたり必要になる経費を意識して経営すれば何を変えなくても利益は爆上がりするのになあ…もったいないなあ…と日々感じています。
若手ながら今後長い間付き合っていくかもしれない会社ですので、口出しできるようになりたいものです。
正直になりたいですね(笑)
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